きれいな水といのちを守る全国連絡会とは
私たち“きれいな水といのちを守る全国連絡会”は、1974年11月に全国各地の取り組みを進める市民グループ、労働組合、各県連絡会などによって、“きれいな水といのちを守る”ために“合成洗剤追放”をめざして結成されました。
私たちは、良好な地球環境を未来に残すために、人体と水環境に有害な化学物質の規制強化を強く求めるとともに、食の安全と日本の農業を守る団体、生態系と良質な水環境に大きな役割を果たす森林育成団体等と連携した活動を行ってきました。
21世紀は「水、環境の世紀」といわれていますが、人はもとより、地球に暮らすすべての動植物の生存に欠くことのできない「生命」の水を取り巻く環境がまったく改善されていません。
化学物質問題では、国際的には「2020年までに化学物質による人の健康と環境に対する悪影響を最小にする」と目標が定められています。安全で安心な市民生活を送るために、化学物質を開発し続けるのではなく、化学物質の製造使用量の総量を削減するべきです。
具体的には、これまで各地域において問題提起されてきた団体名称の問題について、「きれいな水といのちを守る合成洗剤追放全国連絡会」という団体名称を「きれいな水といのちを守る全国連絡会」とし、『合成洗剤追放』の6文字を取り外した団体名称として、あらたにスタートしたいと考えます。
これは、決してこれまでの運動を否定したものではなく、新しい運動の広がりを展望・期待した第一歩としての「名称変更」として理解を求めるものです。
私たちは、環境省や厚生労働省などの関係省庁、洗剤工業界への要請行動を行うとともに、2年に一度、全国各地の仲間が結集し全国集会を行って、各地の取り組み等を共有しています。また、日頃の活動や合成洗剤・環境問題に関わる情報を「全国連ニュース」にまとめ、全国の仲間に発信しています。
あなたも人や環境にやさしい暮らしを演出する”きれいな水といのちを守る合成洗剤追放全国連絡会”の運動に参加してみませんか。
きれいな水といのちを守る全国連絡会