クリスマス商戦や師走の売り声に変わり始めたここ浜のアメ横こと松原商店街の一角に11月30日の土曜日、横浜水道会館にて合成洗剤追放神奈川県集会が開催されました。 13:30から始まる集会には廊下での物販と相まって、約60名の参加者がいました。
山田代表の挨拶から始まった集会は1年間の活動報告と提案を行い、神奈川県の環境農政局との交渉や要請、いのちとくらしを守る県民共同行動会議との意見交換など、多彩な一年間の活動が報告されました。 特に11月18日行われた県交渉の中で「香害問題」への広報などの注意喚起方法のことで県側がたった1度の県広報によるラジオ放送をした際、その後の県民の反応が乏しいのを理由にこれ以上の広報はしないとの答弁にわれわれ一同が問題意識を感じ、今年の最重要項目の中に加わられたことが報告された。さらに、来年度に向けた県当局への要請書も採択された。
しばしの休憩をはさみ、洗剤・環境科学研究所代表の長谷川さんの講義と全水道神奈川県支部書記長の川原一知さんの「どうする?日本の水道」と題した特別報告が行われた。長谷川治さんは「最近の洗剤・香粧品のCMのうそ」と題し、大手メーカーがイケメン俳優を使っていいところのみを宣伝し、成分表示や残留性についてごまかしていることを指摘し、石けんの本当の良さを説明するとともに石けんを実際に会場にいる参加者に実際に作ってもらい、実験をもして説明した。また、川原書記長は「改正水道法」による民間企業のためのコンセッション方式の特別な報告とともに今までの水道の歴史の説明ありました。その中で、「厳しい水道の事情ではあるが議員や市長などの地方選挙をおろそかにせず、水道や水環境に少しでも優しい人を選ぶように関心を持っていてほしい。」と訴えた。
最後に「地球・環境」を守ること、次世代の子供たちにはずかしくない未来を残すよう信頼関係を深めて共に共闘する「集会アピール」を確認して終了しました。
集会の様子
長谷川さんの講演
川原書記長の特別報告